見なきゃ損!LGBTの出会いの場について
「友達が欲しい」「恋人がほしい」
セクシャルマイノリティーがカミングアウトし辛い風潮があるこの日本社会において、これまで友達や恋人との出会いに苦労したというLGBT当事者の方は多いのではないでしょうか?
もちろん、出会うのであれば自分のセクシャリティーを理解してくれる人がベストです。
しかし、「周りから変な目で見られたくない」そんな恐怖感を持ってしまうと、自然と出会いの場から足が遠のいてしまうものです。
そこで今回は、周囲の目を気にすることのない、LGBT当事者におススメしたい出会いの場を紹介していきます。
LGBT当事者同士が知り合える場
1. オンライン
マッチングアプリ
異性愛者LGBT問わず、今やあたりまえになっているオンライン交流。
オンライン上での出会いといえば「マッチングアプリ」が非常に有名ですが、もちろん、LGBT専用のマッチングアプリも存在します。
代表的なLGBT専用マッチングアプリは、以下のようなものがあります。
・Tinder(LGBT)
・AMBIRD(G)
・Grinder(G)
・lafuru(LGBT)
・Zoe(LGBT)
・HER(LGBT)
・Piamy(L)
どのマッチングアプリも、利用者の保護を第一に考えて運営されており、顔出しをしなくてもOK。
利用することによって友人にバレるというリスクを極力避けることができます。
フィルタリンク機能を使えば、自分が最も出会いたいと思うセクシャリティを検索できるのはマッチングアプリならではの強みですよね。
ただ、中には俗にいう“ヤリ目”で登録している者がいたりとか、得体に知れない登録者がいるので注意が必要です。
世界中誰もが知っているツイッター。これもまた、オンライン上での出会いの場を作るための強力なツールになります。
ツイッターには「ハッシュタグ(→#)」という便利な機能があり、この機能を使うことによって自分の求めるセクシャリティの人と繋がることができます。
例えば「# LGBTと繋がりたい」と入力して検索を掛けると、同じハッシュタグに関係する利用者たちを一瞬で見つけることができます。
ツイッターは、無料で利用できる強力なツールですが、マッチングアプリ程の利用者保護はありません。
もしかしたら友人・知人にアカウントがバレてしまうかもしれない。
そんなリスクも考えたうえで利用しなければなりません。
2. リアル
オンラインじゃなくてリアルで交流したい!という方、安心してください、リアルの場でもLGBT同士で交流できる機会はたくさんあります。
イベントの参加
近年日本では、LGBT関連のイベントが増えてきています。
その筆頭としてあげられるのが、日本最大のLGBTイベントと言われる東京レインボー・プライドでしょう。
性差別の撲滅を掲げて代々木の街を練り歩くこのイベントでは、毎年10万人以上の人々が参加。
このイベントをきっかけに友達/恋人を見つけたというLGBT当事者の方も多くいます。
また、LGBT同士のマッチングを無料で行ってくれる出展ブースもあり、このようなサービスを利用するもの面白いでしょう。
交流会
LGBT同士の親交を深める交流会に参加するのも有効な手段です。
特に、LGBTの人権を守るために活動をしているNPO法人「虹色ダイバーシティ」では、全国の主要都市を中心とした各種交流会の開催情報を提供してくれます。
参加は基本無料で、中には事前の申し込みすら不要のものもあるようです。
単純に交流を深めようというもののほか、公演、HIVに関する学習、啓発イベント、相談窓口など内容は多種多様。
ふらっと立ち寄りふらっと帰宅。そんな気軽さが売りですね。
バー
ちょっと大人の出会いをしてみたい。そんな人におススメなのが、バーでの交流です。
都市部の繁華街には、ゲイバー、レズビアンバー、トランスジェンダーバーなど、セクシャルに応じた様々なバーがあります。
お酒が入りより饒舌になった状態での交流は、友達以上の関係に発展させてくれるかもしれませんね。
特に日本で一番有名な場所が、新宿二丁目でしょう。
300mにも満たないこの小さな区域には、500以上もの店舗が立ち並んでおり、様々な人生模様を見ることができます。
「まだ行ったことが無い」という方、是非とも一度立ち寄ってみてください。
まとめ
以上、LGBTの出会いの場について紹介してきました。
情報技術の発達や個人情報保護の重要性が見直されてきている今日この頃。
仮にカミングアウトをしていなくても、LGBT当事者が出会いを求めることはそこまで難しくなくなってきました。
LGBT当事者のみなさん、この記事を参考として積極的に交流の輪を広げて見てください。