TRANSGENDER

FTMのパスグッズについて詳しく解説!おすすめパスグッズ4選も紹介

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「パス」と「リード」

トランスジェンダーの世界には、「パス」「リード」という言葉があることをご存じでしょうか?

トランスジェンダーとは、心と身体の性別が異なる人のこと。当然、外に出るときは、身体的な性別の方はなるべく隠し、自分が望む性別の方を全面に押し出したいと思うのが自然な発想です。

先ほど紹介した「パス」とは、身体的な性別が第三者にバレない状態のことを言う言葉なのです。「おっ、君、パス度が高いねー」などという使い方をします。

さらに言うと、仮に第三者が元の性別を知っていたとしても本人が望む性格にしか見えない程完全に「パス」な状態なことを「完パス」、声が本人の望む性別の声になっていることを「声パス」などなど、「パス」の種類は複数存在します。

一方「リード」とは、第三者に本来の性別がバレてしまうことを言います。そもそも「リード」とは、ビジネス界隈では「手がかり」「きっかけ」という意味で使われています。第三者に対し、本来の性別を推察させる手がかりを与えてしまっているという意味で、「リード」という言葉が使われているそうです。

パス度を高める「パスグッズ」

さて、ここで本題に入ります。

やはりトランスジェンダーからすれば、「パス度」は高いにこしたことはありません。しかし、自助努力だけではどうしても限界があるのです。例えば、おっぱいや陰部

手術でもしない限りおっぱいは膨らんだままだし、ある日突然おちん〇んがにょきにょき生えてくる、ということはあり得ません。

しかし、世の中便利になりました。パス度を高めるためのグッズ、つまり「パスグッズ」を使うことにより、パス度を飛躍的に高めることができるのです。

今回は、FtMの代表的なパスグッズを紹介していきます。

おススメしたいパスグッズ4選

エピテーゼ

エピテーゼとは、男性のシンボルを模したシリコン製の陰茎。

本格的なものは、陰茎、陰嚢、色、しわ、形などどれもが、本物と見分けがつかないくらいリアル。まるで本当に生えているかのように見えるので、温泉などで装着しても全く問題ありません。

陰茎が下を向いているスタンダードタイプの他に、排尿が出来るタチションタイプ、セックスが出来るセックスタイプなどいろいろな種類があります。

値段はピンキリですが、数万円から固くても十数万円が一般的なようです。

陰茎の存在をアピールすることができれば、パス度爆上がり間違いありません。

ナベシャツ

続いて、フィット感を利用して胸の膨らみを圧迫させるナベシャツ。圧迫度が絶妙で、はたから見ると自然に男性の胸のように見えます。

より男らしさを演出できるもの、自然に見せるもの、より膨らみを目立ちにくくするものなど、利用者の要望に応じる形で数種類のなべシャツがあります。

値段は、1万円前後のものが一般的で、ちょっと良いTシャツを買うのとあまり変わりません。

ボクサーパンツ

「エピテーゼは高くてちょっと手が出ない」という方に向けて、自然な形で下半身をケアしてくれるFtM向けボクサーパンツ。

男性用のものを買うと、サイズが合わなかったり、さらには生理の対応が難しかったりといろいろと問題が発生します。

しかし、FtM用ボクサーパンツは、それらの問題点にしっかりと対応。サイズは男性用よりも一回り小さく、ナプキンも装着可能です。

1枚数千円で購入できるので、お財布にも優しい商品です。

つけ髭

最後に、男性らしい逞しさを再現できるつけ髭。これは、FtMに限らず、髭を生やしたくてもなかなか奇麗に生えそろわないことに悩んでいる男性にとっても欲しい商品。

装着要領は超簡単。フィルムをはがして肌に押し付けるだけ。1分もあれば、誰でも立派な髭をたくわえることができます。基本は使い切りタイプが多く、つけっぱなしでも5日間はもちます。水にも強いので、そのままシャワーを浴びることだってできます。

値段は、2千円~3千円程。今回紹介した商品の中では、一番安価かつ手軽にパス度を上げることができるアイテムです。

まとめ

というわけで、今回はFtM用パスグッズを紹介してきました。

どの商品も、単体で使用するだけで相当パス度が上がりそうなものばかり。さらに、最近の開発技術の向上も相まって、装着した姿がかなりリアルなんですよねー。特にエピテーゼなんて、モザイクかけた方が良いんじゃないかと心配してしまうレベル()

パス度をあげたいと考えているFtMさんは、是非とも試してみてくださいね。

ちなみに、今回紹介したものはあくまで一般的な説明であり、値段や見た目、性能等はメーカーによって様々。購入するときは、いろいろなメーカーと比較した上で購入することを強くお勧めします。