CULTURE

【楽しい!】LGBTに関する活動紹介

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今や多くの人が知っている「LGBT」

LGBTという言葉は、近年急速にその認識度を広めています。

とあるTV局が行ったアンケートの結果によると、約8割の人がLGBTについて「知っている」と答えています。

TVを付ければ、LGBTと公言している芸能人たちが連日のように映し出され、LGBTに関する特集を組む番組も放映されるようになりました。

支援団体による活動

では、LGBTという言葉が、日本でここまで広く認識されるようなったのはなぜでしょうか?

もちろん、メディアの力というものは大きいものではありますが、忘れてはいけないのが、各種支援団体が行っている活動です。

国内には、大小含めて数十種類のLGBT支援団体があり、それぞれが、一般の人にもセクシャルマイノリティについて知ってもらえるよう様々な活動を行っております。

LGBTという言葉が市民権を得るに至ったのも、このような地道な活動が正に実を結んだ結果であると言えるでしょう。

では、具体的にどのような活動が行われているのか、その一部をご紹介しましょう。

交流会

交流会は、LGBT当事者と実際に会話し、触れ合うことができるイベントで、ほとんどの支援団体で実施されています。

交流会には大きく分けて二つあり、参加範囲は特に定められていないタイプと、年齢やセクシャルマイノリティの範囲をある程度限定して行うタイプがあります。

前者については、誰でも参加できるという気軽さがあり、初めて参加する人、LGBTではないけれど興味がある人、LGBTを子に持つ親などが多く参加しています。

後者は、将来の恋人を探したい、正適合手術に関する情報を交換したいなどの目的で、実際のLGBT当事者が多く参加しています。

また、交流会には暗黙のルールがあり、「交流会で話したことを口外しない」「嫌がっていることを無理に聞き出さない」「性別を決めつけない」などがあります(主催する支援団体や地方によって微妙に違います)。

交流会に興味がある人は、会のコンセプトについて確認してから参加することをお薦めします。

勉強会・講演会

LGBTに関する知識を深め、セクシャルマイノリティを正しく認識することを目的としており、全国的に実施されています。

各種支援団体の代表者、法律専門家、医療関係者など、招待される講師も様々です。

講師からの教育だけではなく、グループディスカッションや意見交換会なども行われています。

近年では、積極的にLGBT当事者を採用する企業も増えており、企業の人事担当者などが多く参加しています。

東京レインボープライド

これは、毎年4~5月に東京都内で実施されているLGBT当事者のためのパレードです(主催団体の名前がそのままパレードの名前になっています)。

参加者は年々増加し、2019年に行われたパレードでは、7000人を超えるLGBT当事者が虹色の旗を掲げ、渋谷の街を歩きました。

さらに、野外ステージでは、m-fLoや青山テルマといった超有名アーティストがイベントを盛り上げました。なんと10万人以上の観客が集まったとのことです。

まとめ

上記で紹介した活動の他にも、いろいろな活動が行われています。

実際にセクシャルマイノリティについて悩んでいる人はもちろん、興味本位の人でも構いません、是非一度参加してみてくださいね。

そして、より多くの人がLGBTに関して少しでも関心を持ってもらえれば幸いです。