おススメしたい!同性婚が出来て永住がしやすい国ベスト3
ご存じのとおり、日本では同性婚が禁止されています。
このため、「いっそのこと同性婚可能な国に移住してしまおう」と考えるLGBT当事者の方が大勢いるのです。
しかし、ここで気になるのが「そもそも同性婚が可能な国なのか?」「海外への移住は難しいのか?」の2点ですよね。
そこで今回は、同性婚が可能な国の中から、永住権が比較的簡単な国BEST3を紹介します。
同性婚が可能な国
2023年4月の時点で、同性婚を認める国は以下の34か国です。
オランダ、ベルギー、スペイン、カナダ、南アフリカ、ノルウェー、スウェーデン、ポルトガル、アイスランド、アルゼンチン、デンマーク、ブラジル、フランス、ウルグアイ、ニュージーランド、イギリス、ルクセンブルク、メキシコ、アメリカ、アイルランド、コロンビア、フィンランド、マルタ、ドイツ、オーストラリア、オーストリア、台湾、エクアドル、コスタリカ、チリ、スイス、スロベニア、キューバ、アンドラ
おススメしたい永住先
1位 ニュージーランド
ニュージーランドは、2013年に同性婚について承認。
同性婚が承認される過程において、国会で「愛し合う二人の結婚を認めよう。ただそれだけだ。」と演説したモーリス・ウィリアムソン議員は有名になりましたね。
LGBT先進国と言われるこの国では、ゲイカップルやレズビアンカップルが道を歩いていても誰も気にしません。すでに、日常的な光景なのです。
そんなニュージーランド、「永住権を最も取得しやすい国」と言われています。
この国の永住権は、ポイント制になっております。
技術者としてニュージーランド国内に雇用内定しているか否か、パートナーがいるか否か、年齢などいつくもの項目に別れており、それぞれに点数を付けて一定の基準が満たせば、それだけで永住が可能となります。
物価はやや高いですが、英語を公用語としており言葉の壁もそこまで問題になりません。
2位 オランダ
オランダは、世界で初めて同性婚を承認した国として有名です。
当然のごとくLGBTフレンドリーな国で、小学校ですでに性の多様性について教育を行っているというほどです。
首都アムステルダムで毎年行われるゲイパレードは、世界中から30万人以上が集まるというモンスターイベントです。
オランダは、日本人にとってかなり移住のしやすい国として知られていて、個人事業主が取得する「フリーランスビザ」は、日本寺であれば取得率はほぼ100%と言われているほどです。
永住についても、5年以上中断無くオランダに住んでいることなどいくつかの条件をクリアすることができれば、永住申請を出すことができるようになります。
3位 マルタ
日本では知名度の低いマルタですが、2017年に同性婚を承認。
LGBT当事者に対する人権尊重の考え方が発達しており、「ヨーロッパでもっとも尊敬されている国」に2度選ばれています。
レストランやビーチにおいて、同性同士のカップルが手を繋いでいる様子は、既に日常的な光景として周囲に認知されています。
そんなマルタですが、日本に勝るとも劣らない犯罪発生率の低さが魅力です。
ここでは、世界有数の治安大国で育った日本人でも、安心して移住することができます。
永住には、マルタで35万5000ユーロ(約5000万円)以上の不動産投資を最低5年間継続しなければならないというやや特殊な条件が付きます。
しかし、マルタでの不動産投資は、税金面では日本と比べ物にならない程の優遇措置を受けることができるので、そこまで難易度は高くないと言えるでしょう。
まとめ
以上、数ある同性婚承認国の中から、永住の難易度が低めの国を3つ紹介しました。
愛するパートナーと結婚ができる。これは、何ものにも代えがたい喜びであると思います。
しかし、海外移住には、言葉の違い、お金、宗教、文化、食事などいろいろな問題が付きまといます。
海外に永住すべきか否か?海外への永住を考えている方は、よく検討して決断し、後悔の無い人生を歩んでくださいね。