先月2月14日、同性婚が出来ないのは平等ではない、婚姻の自由他、定められている憲法に反するとして
全国で同性カップルが訴訟を起こしました。
そこで、精神的苦痛に対する慰謝料として1人あたり100万円の賠償請求をしました。
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なぜ金銭請求?
これに関してあれ?と思った方も多いと思います。
同性婚を出来るようにしてくれという訴訟ではありますが、結局お金目的なの?と。
ですが、これが形としては一番の方法です。
なぜ金銭請求なのか。それは、日本の裁判は単に憲法判断を求める訴訟を提起できないルールになっているから。具体的権利侵害を主張する必要があるのです。なので、形式上は賠償を求める訴訟となっていますが、私たちが欲しいもの、目指すものは「同性婚を認めないのは違憲」という司法判断です。 https://t.co/rE5t3a3Tdl
— MARRIAGE FOR ALL JAPAN -結婚の自由をすべての人に- (@marriage4all_) February 14, 2019
実名を公表しなくてもよい
訴訟を起こすとき、実名を公表しなくてもいいということはご存じでしょうか?
今回、実名を公表せず訴訟を起こしたカップルも数組います。
もっとこの事実を当事者の方達が知っていれば、さらに大きな力になっていたに違いありません。
判決までの期間
全国4地裁で提訴された結婚の自由を求める訴訟は今後、国側に訴状が届いたら訴訟成立となる。その後、国側の意見をまとめた答弁書が原告側へ送られてくる。
引用元:HUFFPOST
判決まで至った民事訴訟の平均審理期間は12.9カ月(2016年)。地裁の結論が出るまでは、長い時間がかかりそうだ。
引用元:HUFFPOST