LESBIAN

【急募!!】台湾の百合漫画『綺譚花物語』翻訳プロジェクトに関するクラファン募集のお願い

Contents

台湾発百合漫画『綺譚花物語』の翻訳・出版プロジェクト

みなさんにお願いがあります。
台湾発の百合漫画『綺譚花物語』の翻訳・出版プロジェクトについて、是非ともクラウドファンディングに協力していただきたいのです。

このプロジェクトの発起人は、本書の翻訳を担当し、これまでにも数々の台湾BL書籍の翻訳を手掛けてきた黒木夏兒さん。
世界中の書籍を翻訳・出版している『THOUSANDS BOOKS』さんです。
『THOUSANDS BOOKS』さんは、レーベルとして『サウザンブックスPRIDE叢書』を展開しており、『ふたりのママの家で』『LGBTヒストリーブック 絶対に諦めなかった人々の100年の闘い』など、これまでにLGBT関連書籍を含む40作品以上もの本を翻訳しています。

『サウザンブックスPRIDE叢書』レーベル一覧

 

この漫画は、1936年(昭和11年)の台湾を舞台として描かれているのですが、この時代の台湾は、なんと日本の占領下にあったんですね。
このことを踏まえれば、外国で書かれた漫画とはいえ我々日本人にも深く関係のある内容といえるでしょう。
台中市に住む少女たちの淡く切ない恋を描く一方で、日本人として受け止めなければいけないことも伝えてくれる、そんな漫画なんです。

実は、台湾は百合漫画が非常に盛んな国と言われています。百合漫画先進国である台湾で書かれたこの漫画を、翻訳・出版して日本に広めることができれば、LGBTに関する理解がより一層浸透すること違いありません。
昔よりは良くなったとはいえ、LGBTへの理解がいまいち進まないこの日本という国において、このような漫画は大きな刺激となることでしょう。


このプロジェクトに興味を持っていただけた方は、下記URLから本クラウドファンディングの細部を確認していただき、ご支援をいただければ幸いです。
なお、出資期限は2021年11月15日までとなっております。

『THOUSANDS BOOKS』ホームページ

クラウドファンディングとは?

クラウドファンディングとは、インターネットを通じて多くの方々から資金を出資していただき、その資金を基に発起人がプロジェクトを推し進めるという仕組みのことを言います。
寄付と違って、出資者は様々なリターンを得ることができます。

本クラウドファンディングの細部

コース 見返り
1,000円 プロジェクトメンバーからお礼のメッセージ
1,540円 電子書籍『綺譚花物語』(日本語版)プレゼント
1,650円 書籍『綺譚花物語』(日本語版)プレゼント
3,080円 『綺譚花物語』(日本語版)書籍+電子書籍の両方をプレゼント
5,500円 3080円コースの見返り+オンラインイベントご招待(1名様)
11,000円① 書籍『綺譚花物語』(日本語版)5冊プレゼント+オンラインイベントご招待(2名様)
11,000円② 5,500円コースの見返り+特典小冊子『綺譚花物語聖地巡礼ガイドブック』プレゼント
55,000円 11,000コースの見返り+書籍にお名前(個人名)掲載
11,0000円 11,000コースの見返り+書籍にお名前(法人・団体名)掲載

『綺譚花物語』とは?

この漫画は、大きく分けて4作に分かれており、それぞれに別々の主人公が存在します。
主人公たちはみな女性であり、色々なシチュエーションにおける女性同士の恋愛が描かれています。


実は、台湾に漫画文化が広まったのは、日本占領時代と言われています。
この時代に、日本の漫画手法が広く台湾に浸透し、それが今の台湾漫画を支えているといっても過言ではありません。
従って、作風が日本の漫画と似通っており、日本人としては非常に読みやすい作りとなっています。


原作は、台湾に「百合歴史小説」というジャンルを確立したレジェンド小説家の楊双子さん。
作画は、2015年にデビューして以来、2019年に「今年度の漫画大賞」「少女漫画賞」を、2020年には再度「今年度の漫画大賞」を受賞した、今台湾で乗りに乗っている漫画家・星期一回収日さん。

「これ以上に無い」というくらい最高の組み合わせで書かれたこの作品は、たちまち台湾国内を席巻しました。
果たして、日本ではどのくらいの影響力を発揮するでしょうか?


なお、発起人である黒木夏兒さんは、本作の第2作目であり、台中中学校へ通う日本人・茉莉と台湾人・荷舟の二人の恋愛事情を描いた「昨夜閑潭夢落花~乙女の祈り~」を読んで衝撃を受け、このプロジェクトを思い立ったようです。

黒木夏兒さんの熱い思いがこもっているこのプロジェクト、なんとかして叶えてあげたいところです。

皆様のご理解、ご協力をお願いします。

『綺譚花物語』の試し読みはコチラ